ATOKを買ったのでAZIKにする on Windows (2020年)
概要
私がかつて使用していて、2020年4月末頃からまた使い出した日本語入力方法として、AZIKというのがある。AZIKというのは、一般的なローマ字テーブル1を微改造したローマ字テーブルである。ローマ字テーブルとは、要するにkyuと入力されたらそれを「きゅ」と解釈せよ、というのを収録している一覧表のことである。
AZIKの特徴として、「-aん」「-iん」「-uん」「-eん」「-oん」と「-aい」「-uう」「-eい」「-oう」が2ストロークで打てるというのがある。具体的には、例えば「-aん」には(QWERTY配列でAの下の)「Z」が、「-oう」には(Oの右の)「P」が当たっているので、
環状構造 → KZJPKPZP
高等教育 → KPTPKYPIKU
などと打つことができる。具体的な仕様については AZIK総合解説書 とか AZIKとは (エイズィックとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 とかをどうぞ。個人的には「ぬ」とかが「NF」で打てるのが地味に便利だと思っている。
さて、Google日本語入力でAZIKを使っていたが、諸般の事情でATOKに乗り換えてみることにしてみた。その際、現在のATOKに入れる方法を調べるのに意外と時間がかかったのでメモしておく。
やり方
- ATOK2013,2014用AZIK(拡張ローマ字入力)定義ファイル - とぴやまのブログ(アーカイブ) にある azik/ATOK2014 at master · topiyama/azik · GitHub からSTYファイルをダウンロードしたのち、Ctrl+F12で出る「ATOKプロパティ」から「キー・ローマ字・色」を選択。「スタイル操作(F) ▼」から「スタイルコンバート」を選び、「スタイル」横の「参照」から先ほどダウンロードしたSTYファイルを選択し、「実行」。
終わりに
ということで無事AZIKを入れることができた。ATOKはなんか同期機能とかが嬉しいらしいので、AZIKにしていなかったMacBook ProのほうもAZIKにしようかな。辞書も共有できるらしく、それは普通にかなりありがたい。
-
少なくともAZIK考案者とGoogle日本語入力は「ローマ字テーブル」と呼んでいる。初見で意味が伝わりそうなのでこれに統一する↩